生活習慣を見直して乾燥肌予防
基礎化粧品や塗り薬でケアを続けても、乱れた生活習慣では体質改善も遅くなります…やはり健康なお肌は規則正しい生活から!
特にお肌で注目したいのが
の2つです。
質の良い睡眠で乾燥肌を予防
乾燥肌をはじめ、肌トラブルの多くが睡眠不足と関係しています。まずは睡眠の質を高められるよう工夫していきましょう。
質の良い睡眠には
- 疲労回復
- ストレス解消
- 回復力を高める
- お肌のターンオーバーを整える
といった効果があります。
これらは睡眠によって分泌される『成長ホルモン』の働きによるもの。意識して睡眠時間を設けましょう!
最低でも6時間は睡眠時間を確保して下さい。
というのも、眠り始めの約3時間の間にお肌の再生に欠かせない『成長ホルモン』が分泌されるからです。成長ホルモンがお肌や内臓の修復をするのに約6時間かかることから、6時間は睡眠時間が必要とされています。
とはいえ、床についても直前までスマホやテレビを見ていると脳が興奮して眠れなくなります。睡眠時間の確保には、入眠前の準備も大切。リラックスした状態でベッドに入りたいですね。
夜の10時〜2時は成長ホルモンが分泌されるお肌のゴールデンタイムと言われます。10時になんて寝られない!という人も、せめて日付が変わる前にはベッドに入る習慣を。今日から少し早めに寝てみましょう!
お風呂には乾燥リスクがいっぱい!?
顔や体をお風呂で濡らすのは、一見すると乾燥肌を潤しているように見えますよね。
しかし、
- 必要以上の長風呂
- お湯の温度が熱すぎる
- 洗浄力が強い洗顔料を使う
- シャワーを直接顔に当てる
- お風呂上りにスキンケアをしない
これらを繰り返すとかえって肌の水分や油分が奪われ、乾燥が進んでしまいます…特に熱いお湯は乾燥を悪化させる元凶なので、お湯の温度を41〜42℃にしている熱風呂派は乾燥肌になりやすいです。
そのため洗顔は要注意。お湯の適温は34〜35℃の『ぬるま湯』です。洗顔は手早く済ませ、手でお湯をすくって優しく洗い流しましょう。洗顔後には化粧水をたっぷりと!
生活習慣の見直し+スキンケア
お風呂上がりの化粧水を乾燥肌向けのものに変えてみましょう。美容成分が浸透しやすくなっているので、乾燥肌にうるおいを与える成分の相乗効果が期待できます!
基礎化粧品選びに迷ったら、
■セラミド(角質の水分をキープ)
■ヒアルロン酸(肌の乾燥を予防する)
■スクワラン(すばやく肌になじむ)
という成分が入ったものがおすすめ。
肌の生まれ変わりを助けながらうるおいを与えてくれますよ♪
生活習慣とともに点検しておきたい食生活。私たちの体は食べ物から作られているので、お肌のケアに栄養は欠かせません!
お肌の水分保持に欠かせないセラミド、コラーゲンの合成に必要なビタミンC、ターンオーバーを整えて肌の再生を促すビタミンB群を積極的に摂りましょう。こちらのページにまとめてあるので参考にしてみてくださいね。