乾燥肌と脂性肌の違い

乾燥肌 脂性肌 違い

 

乾燥肌の真逆な肌質に脂性肌(オイリー肌)があります。女性は比較的乾燥肌が多く、男性は比較的オイリー肌が多いとされています。

 

この差はホルモンバランスによるものありますが、肌トラブルを引き起こすという意味では同じ厄介なものでしょう。どのような違いがあるのでしょうか?

 

乾燥肌

脂性肌

特徴
角質の水分が少ない肌で、皮脂分泌が少ない。メイクが崩れやすい。

特徴
皮脂の分泌が多い。必ずしも『潤っている』とは限らない。メイクが浮きやすい。

肌トラブル
かさかさして痒みがある、白い粉がふくことがある、洗顔するとつっぱることがある。

肌トラブル
テカリ、ベタつきを感じやすい。乱れた食事や生活で皮脂の量が増えることがある。

悪化すると…
シミ・しわができやすくなる。フェイスラインや顎に大人ニキビができやすくなる。

悪化すると…
アクネ菌が棲みつき、ニキビを誘発する。毛穴の詰まりや黒ずみができやすくなる。

 

乾燥肌も脂性肌も、どちらもお肌内部の水分バランスが乱れていることが多いです。肌質が安定しないときは、お肌のSOS信号と考えて早めに対処していきましょう。

 

 

乾燥肌なのにテカリ!?混合肌とインナードライ肌

混合肌 インナードライ肌 違い

 

乾燥肌は皮脂が足りていない、それなのテカリを感じる…ということがあります。矛盾したように感じますが、肌に何が起きているのでしょうか。

 

  • この場合は乾燥肌ではなく、混合肌やインナードライ肌の可能性があります。

 

どちらも少し複雑な肌質ですが、それぞれに違いがあります。自分の肌を見極めて適切なスキンケアをしていきましょう。

 

混合肌

■特徴や見分け方
顔の部位によって異なる肌質。おでこや鼻(Tゾーン)は脂性肌、頬や顎(Uゾーン)は乾燥肌の状態です。おでこはテカっているのに顎はカサカサな人は混合肌の可能性が高いです。

 

■治す方法
基本的には保湿をメインにスキンケアを行ないます。ただオイリーな部分に油性を与えすぎるとニキビの原因になるため、ポイントを絞って保湿しましょう。

 

皮脂分泌とホルモンバランスの関係は深く、原因にホルモンバランスの乱れが考えられます。規則正しい生活やバランスのとれた食生活を心がけます。

 

インナードライ肌

■特徴や見分け方
肌内部の水分量が少ないために、これ以上の乾燥を防ぐために肌表面に皮脂が分泌されている状態。肌内部は乾燥しているのに、肌表面はテカっているという複雑な状態です。

 

■治す方法
一見テカっているので、油とり紙や洗顔を一生懸命やりがち。これらはインナードライ肌が進行するのでNG!洗顔料を洗浄力が弱いものに切り替え、優しく洗ってください。

 

また内部の乾燥から皮脂の分泌が増えているので、角質に水分を与える基礎化粧品を使いましょう。洗顔後は必ず化粧水をし、クリームでフタしてあげると皮脂の分泌が治まります。

 

 

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